宝林寺の由緒・縁起
宝林寺の歴史
起源・・・
宝林寺には
江戸時代、安政3年(1856年)に書かれた「起立書」が残っています。
「石井山 光明院 寳林寺」と記載された「起立書」には
開基「定恵和尚」(じょうけいわじょう)とあります。
しかしこれがいつの時代の方か、という事は記載がなく不明です。
古文書などの記録より・・・
13世紀末~14世紀はじめごろ(700年ほど前?)
古地の城主石井中務丞同孫次郎、同四郎、六波羅陣北条仲時に従って江州番場に討死し菩提所とし墓地があったが、今はなく、当寺の「石井山」の山号がその名をとどめている・・・
宝林寺は石井氏の菩提所で、墓地もあった と言われており これが始まりとも推察されます。
その後、歴史が明確になるのは、江戸時代(400年ほど前)
元和2年(1616年)祐誉法印による中興(衰退していた寺を立て直す)からです。
江戸時代には
「住房、阿弥陀堂、地蔵堂、観音堂などがあり、堂々とした構えを整えていた」
「恵琳僧都(中興十五世)が本堂を新築、客殿と庫裏の修復、さらに回廊を増築し一山に満つる盛況をなしていた」 といった内容の記載もあります。
近代にはいり・・・
明治5年(1872年)
「周辺の火災の類焼に遭い、伽藍は悉く灰塵に帰した
その後、四十数年間にわたって住職が交代、一時は無住の状態もあったが明治41年(1908年)木村實英僧都(中興十九世)が十方の檀徒の門をたたき浄財を集めて修復した」
との記録があります。
残念ながら明治初期の大火で寺は消失し、什物も失いましたが、明治時代終わりごろに復興され現在に至ります。
昔の宝林寺
新築当時の宝林寺(平成10年 1998年建立)
現在の宝林寺
宝林寺の什宝
什宝(宝物)
- 聖観音菩薩像(ご本尊)
- 不動明王像
- 毘沙門天
- 弘法大師像
- 地蔵菩薩像
- 阿弥陀如来像
当寺のご本尊さまは「聖観音」です。
「観音」さまは「千手観音」や「十一面観音」など相手によってそのお姿を変えて救いの手を差し伸べてくださると言われますが、「聖観音」は観音さまの中でも基本の形で最も人に近いお姿をされています。
当寺の「聖観音さま」は宝冠を身に着け蓮の花の蕾を持たれた立像です。
「観音さま」には災難除けや運気好転のご利益があると言われています。
ご真言=オンアロリキャソワカ
- ご真言って何?・・・
「ご真言」はサンスクリット語(梵語)で記された仏教の祈りや呪文の言葉です。仏さまにはそれぞれ固有の「真言」があり、これを唱えることでその仏さまの「教え」にふれ「功徳」(ご利益)があると言われます。
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